旭川荘療育アカデミー


平成29年度 障害児者療育総合課程 
講義 
 2017.6.10(土)

「脳のメカニズムと障害」


岡山県立大学名誉教授

山磨  康子 先生

 



受講者の感想

脳の複雑な形成としくみがわかったが、障害をより把握し、みつけて訓練・療育、練習していくこと
脳というのは、いろんな可能性を秘めていて、外部の刺激により通りやすくなったり使われやすくなったり
新たに形成されたりして、シナプスを形成していくということは、いつの年代になっても訓練が必要なのかなと思った。

大脳・小脳の専門的分野から、出生前から、発達障害となり得る素因がある事を改めて勉強になりました。
どう支援をしていくかは支援員が、理解して子どもに接してあげる様、持ち帰り職場で全体で、一人ひとりに
合った支援をしていきたいと思いました。

脳のメカニズムや脳のどの部分が障害されるとどんな症状が出るか、わかりやすかった。
乳児検診で医師が発達で反射をみているが、成長段階でみる反射が違う意味がわかった。

   

「発達障害の歴史と今日的課題(2)」


旭川荘療育アカデミー ・ 学院長 


松本 好生





受講者の感想

不適応を示す行動は、その人自身が困っているから問題行動を起こすが、
こちらがその言葉にならない困ることをみつけて、こちらが読み取る技術を身につけたい。
発達障害について青年期までは、ある程度のアセスメントはあるが老年期は、
まだ不十分であるということを聞き、早く、老年期の方もアセスメントが進み、
よりよい老年期を迎えられればと思う。発達障害の概念の歴史がよくわかった。

今まで漠然としか解っていなかった発達障害の子どもたちの困りに対してどう接していくか
理解してきました。これからの講義が楽しみです。

たくさんの情報を学ばせて頂き、何度きいても新しい発見があります。
現場の子どもを想像しながら、少しでも理解したいと思いました。