旭川荘療育アカデミー


平成29年度 障害児者療育総合課程 
講義 
 2017.6.24(土)

「心理アセスメント 
                
田中ビネー知能検査Ⅴ、新版K式発達検査2001
PEP心理教育プロフィール」
  


旭川荘療育・医療センター 旭川児童院 心理判定員

藤原  朋恵 先生

 



受講者の感想

田中ビネーはよく耳にしていました。多分、検査をしているのも見たことあります。
すごく簡単なものでしたが・・・  重度の子の判定だったので・・・
自分のIQって知りませんが、誰でも検査してもらえるのか気になりました。


心理アセスメントには、いろいろなものがあり、それぞれに特性があることが分かりました。


PEPは動画を見て、遊びの中から子どもの気持ちをほぐし、
リズムよく発達程度を見極めていく・・・
柔軟な印象を受けました。
評価してもらったことを指針として現場で生かせていけるかが大切ですね。


実物や映像ありとても分かりやすかったです。
PEPは、遊びの延長で子ども楽しくできそう。
WISCより色んな道具を使って次々、出てくるものにあきずに検査ができそう。


知能指数の計算方法が出来なかった。
検査を行うには知識が必要であり誰にでも出来ることではない事を感じた。

私達がそれを行うには、どのように勉強(資格)をすれば良いのか?(専門家になる為) 


検査の名前は聞いたことがあったが、どんな検査かは知らなかったので、
実際にどんなものを使って検査をとっているか 具体的でよくわかった。
田中ビネーの演習は、やってみて更によく理解できた。


今までは、IQで判断していたと思うのですが、内容もしっかりと把握しておかないと、
その人らしい生活・支援ができないと感じました。
データだけにとらわれず、直接利用者等と関わりをとることで、
見えてくる部分があるんだなと思いました。


精神年齢の計算の仕方がまだマスターできていないので、もう少し学びたいです。
検査の様子が具体的に
わかりました。
日常生活の中で、子どもとふれあう時にも、行動を意識してみたいです。


「広汎性発達障害PDDから
自閉スペクトラム症ASDへ」


旭川荘療育アカデミー・学院長 


松本 好生



受講者の感想

具体例もまじえての講義で参考になること、実践してみようと思うことがあり収穫のある時間でした。

自分でできるところは自分でやってもらい見守る。不適応行動を減らすことを考えず、
どうしたら笑顔が増えるかを考える。今日、心に残ったことです!!

感覚の違いについて教えていただき、給食を嫌がる理由の1つに、味覚や嗅覚があるのかなと考えさせられました。
非行に対して、不良、障害で背景が違うという認識がなかったので知ることができてよかったです。
カタトニアが出る子に対してどのような配慮・支援をすればよいか詳しく知りたいです

支援者として心得ておくべきこと、笑顔が増えるために、私たちがするべきことを再確認できたかなと思います。
社会性を養っていくことの大切さを学べたと思います。(施設職員)

かなり、専門的な講義で、現在、数人の子どもの顔が浮かび、
一人ひとりの子どもに接し方を工夫しないといけないと勉強になりました。(放課後児童クラブ)

とても理解しやすく勉強になりました。これからの支援に生かしていきたいです。(放課後児童クラブ)

一つ一つ分かりやすく話をして下さり、途中で気分転換もできる話もあり、集中できることができた。
自分が知らないことばかりで、今日の話で、少しは、発達障害の子どもに対する関わり方が変れるのではないかと思う。

障害の種類を勉強すると自分の中で複雑になり分からなくなる事があります。
そこばかりに注目するからなのか障害種類とは?発達障害とは今後もしっかり講義を聞いて終了までに
自分の中で理解していきたい。(施設職員)

概念の移り変わりが詳しく説明されていてわかりやすかった。
耳から聞くより、目で見て捉える方が優れているから
絵カードなどの方が良いのかと思っていたが、違うことに気付いた。