旭川荘療育アカデミー


平成29年度 障害児者療育総合課程 
講義 
 2017.7.15(土)

「地域で暮らす気になる家族と療育ネグレクトへの支援」

旭川荘療育医療センター 支援課 ・ 支援主幹 


杉本 明生 先生





受講者の感想

措置児童に対する処遇については課題が多くある中で、海外での仕組みなどを知る事ができたことで、
家族へのアプローチの取り組みなどしなければいけない事が明らかになった。(施設職員)

療育対象者だけではない、その保護者の方が、どういう状況であるのかという事にも、目を向ける必要性と、対応していく時の態度について、
考えなければならないと思いました。日頃、気をつけているつもりであっても、つもりではだめ相手の身になって!!と思います。(保育士)

入所されている利用者さんの背景でご両親の存在はとても大きく、面会時の関わりや話し方等にとても高度な技術が必要で難しさを感じていました。
講義をお聞きして、ご両親の思いや要因が理解でき、寄り添いや子どもさんの日々の様子や成長状況をお伝えすることで、
信頼関係を築けることが理解できました。すぐ行動して利用者さんに関わっています。(看護師)


米国での取り組みは日本より進んでいる。お国柄で人の接し方も違うことの問題もある(フレンドリー)
日本はまだ人に迷惑をかけてはいけないなど古風な考え方もある為、関わる私達からそれを取り払う支援を行いたいと思いました(施設職員)

家族へのサポートも必要に応じて支えていかなければいけないなと思いました。(施設職員)

VITセッションでビデオを使ったセッションについて、教育現場での教師と子どもの関わりをビデオに撮って同僚と見て話をするのも有効だと思った。
どのような関わり方が良いか、他のどんな場面で使えるか、考える研修を学校で行いたいと思った。
親に自信を持ってもらう為に、学校ではどんなことが出来るだろうか。 (教諭)

家族の背景を知り、特に親子関係が、重要であることがわかった。養育者に上下関係を作らず、敬意をはらうことの大切さも知った。(看護師)


「行動障害の理論と実践」

旭川荘 あおば 多機能型通所施設 ・ 支援主幹 


日笠 望 先生





受講者の感想

行動障害者への支援について、日々の関係で課題となる事が多く、改めて個々での取り組みの重要について理解できた。(施設職員)

仕事をしている中でも、私自身の否定や修正が度重なると、自信もなくなるし、やる気もなくなる!!
この思いと同じことを、利用者さんにはもちろん周囲の方々にも配慮しなければ・・・と思いました。
行動障害が表われないよう、相手に合わせて、いろいろな工夫をしていきたいです。(保育士)

様々な行動障害があるなかで、日々業務で利用者さんが目の前で行っている行動がたくさんあり、
言葉で訴えることができない方ですが、スタッフに訴えや、注目してもらいたいサインなんだと改めて理解できました。
行動の前後をしっかり観察し、安全安楽な生活ができるよう環境を整えていきたいです。(看護師)

強度行動障害=こわい人ではないと言われたのが印象的でした。
イメージからやはり手を出されると怖いと思う人がほとんどであり、中々支援に前向きになってもらえない事が多い。
氷山モデルをもちいて本人の水面化の状況を考える必要性を学びました。(施設職員)


客観的に、第三者の立場になって、利用者への支援をしていくことが大事だと思いました。(施設職員)

ツバを吐いたり、大声を出したりする行動が、最近増えた子がおり、消去や分化強化など、計画を立て職場の全員で取り組みたいと思った。(教諭)

行動障害のことが、わかりやすく解説されていてよくわかった。人に伝えることが難しいと改めてわかった-演習より-(看護師)

具体例をお話し下さったのでよかったです。幼児が泣く→抱っこ、これも強化になっていくのかなぁ・・・と思いながらききました。(保育士)

本日は大変お世話になりました。行動障害について全く知識のない状態で参加をさせていただいたのですが、
資料を使って一つ一つ丁寧に教えて下さったので分かりやすかったです。(保育士)


・偏ったアセスメントでは思い込みによる間違った解釈がたくさんあること。
・利用者の方のわからないことのストレスや伝える側の気づき。これらを体験するために
二人一組になって模擬体験をした。身をもって体験するのでよくわかりました。
障害のある方と接する際の大切な視点のため、活かしていきたいと思いました。(専門学生)


行動障害の基礎的なことが学べてよかった。(施設職員)


「発達障害児・者が示す行動障害への理解と支援」

川崎医療福祉大学 医療福祉学部 臨床心理学科 ・ 准教授 


佐々木 新 先生





受講者の感想

行動分析を行い取り組むことで行動が少なくなることもある。データーを取ることの大切さ。行った事の結果を出すことも大切である。(施設職員)

行動障害の事例で具体的に紹介されていて、わかりやすかった。(看護師)

資料が大変分かりやすく、事例も取り入れ教えて下さったので、より分かりやすかったです。(保育士)

人間の行動の変容のしくみを知っておくことが大切とわかった。
・行動障害前後の出来事を整理しておくことが大切
・不適切な行動は注目せず、適切な行動に注目することなど、
どうすればよいかがよくわかった。(専門学生)

「行動」だけに注目するのではなく、「先行刺激」「結果」に着目して問題解決できたらと思いました。(施設職員)

実際の保育の中で、ここまでの状態の子どもはいませんが、何かの時に役立つものであると思いました。(保育士)

行動障害の事例について、具体例がきけてよかった。(施設職員)