平成30年度旭川荘療育アカデミー 障害児者療育総合課程 講義6.23(土曜日)

心理アセスメント
田中ビネー知能検査Ⅴ 新版K式発達検査2001
PEP心理教育プロフィール

旭川荘療育・医療センター 旭川児童院

心理 心理判定員  藤原  朋恵 先生






*講義の感想*


子供のペースに合わせて行なうことで、本来の子どもの力を見る事ができるのだと、映像を見て共感しました。
大人がその子のペースを見つけられるようによく見る必要があると思いました。(施設職員)


検査について学べた。検査結果からその人の特徴を知ることができるので、
結果を支援につなげやすいと思った。
(施設職員)


新版K式発達検査2001、田中ビネーⅤ、PEP-3心理教育プロフィールの具体的な使用方法や
内容について知ることができた。アセスメントの内容、採点方法、特徴等が、とても分かりやすかった。
また、実際に使用している検査道具を見させて頂いたり話しを聞くことができて、
とても勉強になったし、良い経験になった。(施設職員)


田中ビネーⅤは、実際に結果をもらっても基底年齢や上限などよくわからない項目があったが、
今回の講義をきいてよくわかった。(教諭)

前回のWISC-Ⅳに加えて、K式、田中ビネーと、とても丁寧に詳しく説明していただいたので、
分かりやすかったです。検査結果をしっかりと読みとって、支援に生かしたいと思います。

概要は概ね理解していたが、細かな点や、新たな発見があった。
日々の検査の実施についても、取り組み方や結果のまとめ方など、参考になりました。
PEP-3というものの存在を知ることができてよかった。
これまで、自閉症の子など、他の検査では実施が難しいだろうと思っていたが、
ちゃんとそういった子にも取り組みやすい方法へと知れてよかった。
子どもの理解についても、段階的に分析するという視点が勉強になりました。
(施設職員)


実際に検査の動画を観たので、実物をみるよりも更にわかりやすかった。
PEPは初めてきいた検査だったが、自閉症の子に対しての手立てを知るにはわかりやすいと思えた。(教諭)



自閉スペクトラム症ASDへの
発達論的アプローチの新動向
なぜ、今、「心の理論」障害がもてはやされるのか?


旭川荘療育アカデミー 学院長

松本 好生


*講義の感想*


コミュニケーションにおける注意点は、私たちが相手に必要な一言をきちんと伝えることが
できるかどうかという事だと分かりました。
 (施設職員)


 心の理論を私たちが理解し、こちらから歩みよることが必要だと感じた。(施設職員)

愛着障害により、ADHDのような症状が起こることや、ASDのことばの捉え方など学ぶことができた。

改めて、違いを理解することの大切さや子どもの成長における愛着の重要性を感じた。
とても分かりやすく興味深かった。
(施設職員)

「語用性言語障害」は、こちらが1文つけくわえるだけで、相手に、
その意図することが伝わるのだということで、
質問する側も、そのことに配慮することが必要だと感じた。
(教諭)

自分自身が今まで自然にしていたことが、「理論」として定義されていたことを、とても興味深く感じました。
「自分は、こう考えるから相手もこう考えているだろう」と考えてはいけないということ。
そして、相手を理解するためには、育ってきた環境を知ることが、とても大切であること。
この講義を受けながら、私自身、教員としてだけでなく、親として今までの関わりを省みていました。
45才と小学校45年生がとても大切な時期だったのですね。
もう一度、子育て前にかえってやり直したいと思いました。

イメージしやすく、分かりやすかったため理解できた。価値観の違いという捉え方を知ることができた。
例が上がることでわかりやすかった。(保育士)