発達障害の診断と援助
旭川荘療育医療センター
子どものこころ発達センター
児童精神科
医師 牧 安紀先生
*講義の感想*
医師の視点での援助の方法が分かりやすかった。質疑応答時間があるのが良かった。 (施設職員)
実際の発達障害の診断を保護者の方に伝えたとしても「聞いていません」や
普通でした」という方が少なからずいるというお話を聞いて、
保護者の方の気持ちを考えて汲み取ることも大切だと感じました。(教諭)
就学前など小さい頃から診断があり、疑いが見つかると、早くから援助でき、
少しでも本人が生活しやすくなるのかなと思った。(施設職員)
今後の保育の参考になる内容だった。(保育士)
大変貴重なお話しで、とても勉強になりました。
「みんな違ってみんな良い」違いを個性として乳幼児期に育んでいくことが危険性をはらんでいる
ということを聞いてびっくりしました。その人が成長し、その環境から離れた時、
ツケを払うことになるのは、その人本人だということを認識した上で適切な時期に適切に、
適切な支援を受けることが必要と感じました。(看護師)
発達障害の原因、自閉症(ASD)のこれまでのイメージ、現在の診断の方法・意味を細かく学ぶことができた。
また、ASD・ADHD・LDなど、それぞれの障害の特長、対応の仕方を学ぶことができた。
なんとなくでしか理解していなかった発達障害について詳しく知ることができてよかったです。
また関わり方や考え方についても学ぶことができたので、現場で実践してみようと思いました。(看護師)
発達障害を持つ、または、診断を受けていない人々の生きにくさに、支援者が気付く事が必要だと思いました。
どの場面で、どのような困難を感じているのか、
前回の講義であった、きっかけを探るのは誰を関わっても大切な事だと思います。(施設職員)
ADHDの治療に関して、先生の経験上、一般的な注意で睡眠リズムを整えるだけで、
多動がおさまるケースしばしば遭遇するということが、とても印象的だった。
改めて、生活リズムを整えることの大切さを感じた。また、質問時間があり、とても勉強になった。(施設職員)
ASDやADHDの診断の難しさを感じました。「特性」があっても、それが障害からくるものなのか、環境要因なのか。
そして、それは、子どもによって多様であるということ。教育現場で働いていると、「ASD なのかなぁ」
「ADHDと似ている なぁ」と、思うことが多々ありますが、その子がどこで困っているのか、
何に困っているかをしっかり観察し、その子の意欲が継続できるような支援をしていきたいと思いました。
医師の方の現場でのお話はとても興味深かった。
お話も聞き取りやすくわかりやすかったです。ありがとうございました。(放課後児童クラブ)
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