平成30年度旭川荘療育アカデミー 障害児者療育総合課程 講義8.18(土曜日)

発達障害がある人への作業療法的支援
旭川荘 みどり学園
 学園長 宮崎  明美 先生



講義の感想

自閉症スペクトラムと診断はされていませんが、いくつかあてはまる児がおり、
どう関わっていくのがいいか、悩むことがあり、
なぜそういう行動をとるのか、分からないこともありましたが、
この講義で学ぶことができてよかったです。
理解をした上で、適切な支援ができるようにしようと思いました。(看護師)


成人施設であり支援学校高等部より卒業後入所の利用者支援学校での作業療法内容の詳しいデータがなく、
手探りの状態、入所前には学校・家庭・HPとの連携をとり、
利用者のストレスがたまらない対応がしたいのだが・・・やはり、統一した支援は必要と思う。
成人で確立されていると難しい(はしを持たせたいが) (施設職員)


子どもにアプローチするためには作戦が大切だと感じました。
具体的な事例を入れてくださったので、とても分かり易かったです。

作業療法での支援の方法を、具体例をあげての講義だったのでとてもわかりやすかったです。
遊びを通じて保育の中に取り入れていきたいです。(保育士)

わかりやすく、ききやすかったです。(施設職員)

正常発達の知識をもつことで対象者の発達段階がどの程度を知ることができ、
その支援に役立てることができるのでとても重要だと思った。(看護師)


最後の“ほめる”ということが印象深かった。
ほめることが大切でということはわかっていながらも、否定的な言葉が増えてしまっているので、
改めて見直そうと思うことができた。
望ましくない行動に対しては、注目を取り去るということも実践していきたい。(保育士)

具体的な支援の例をたくさん取り入れてわかりやすく説明してくださったのでとてもよく分かりました。
子どもの「行動」の理解を深め、好ましい行動はしっかりほめてあげる、
好ましい行動に向けて方向性を示し、好ましい行動を「待つ」ことが大事である。
成功体験を積ませることが大事であるがよく分かりました。
ほめられる環境づくりが大切なことがよくわかりました。
宮崎先生の情熱あふれる姿勢が心から尊敬できました。(元教諭・元放課後児童クラブ)


発達障害がある人を担当する支援者の

ストレス ・ コーピング /アンガー・マネージメント

旭川荘療育アカデミー
学院長
  松本 好生


講義の感想

ストレスは人生のスパイス、気の持ち様でどうにでもなることが分かりました。人生を豊かにする為には、
多少のスパイスも必要で、経験をつんでストレスに負けない自分になりたいと思いました。(看護師)


支援の対象者ではなく、職場の人間関係でストレスを感じることが多かったですが、
講義を聴講して、何でも受け入れる姿勢が大事なのだと少しわかった気がします。

ストレス解消の方法にはたくさんあるので試そうと思った。

利用者の立場に立ちその人のストレスの理解をしつつ共にストレスをためない工夫をしたい。(施設職員)


自分のタイプを知ることで、対処方法を考え、対応する事ができると感じました。コアビリーフを広げ、
相手を受け入れる工夫が必要であることが理解できたので実践してみようと思います。(看護師)

第3の案、アウフヘーベンという考え方が身につけばよいなぁと思いました。

エレベーターがしまるのを待てないので、まずは待つことを試してみようと思います。
自分の思い込みによる怒り(自分が我慢していること等も)の
自覚があるが制御できてないなと改めて思った。


初めて参加させて頂きました。とても分かりやすく参考になるところがたくさんありました。
現場でも活用していきたいと思います。(保育士)


ストレスを感じてただ嫌だなと思うのではなく、自分が今ストレスを感じていると自覚することも大切であり、
自覚することで、発散も上手にできるようになるのだと思いました。タイプを知ることで自分の感情を上手に
コントロールできるようになりたい。職場のスタッフにも伝えたいと思いました。(看護師)

アンガーマネジメントは以前学んだが、現在は学んだ“6秒”を忘れていた為、
改めて6秒の大切さがわかった。無理せず、他へのバトンタッチも大切なため、チームとして見直したい。
自分のタイプがわかった為、アドバイスを踏まえて柔軟に行動出来る様にしたい。(施設職員)


結婚したばかりの頃、姑から家事について「こうするのが普通じゃろう」と言われて、
すごく疑問に感じたことを思い出しました。「普通」って何だろう。
それは、姑にとっては普通であっても私にとっては普通ではない。
この時は、若かったので、相手のコアビリーフに対して、許容範囲を広げることが難しく、
日々、ストレスをためていきました。
自分の考えは、口に出さないと相手に伝わりません。
今日の話を聞き「6秒ルール」と、「この人はそういう文化にある人なんだ。
と思いながらその人の顔をじっと見る」ことを是非、実践していこうと思いました。
日々の生活に使えることがたくさんありました。

人生 七十路の道を越えた今、私の身にすっきり入った言葉として「いずれ、皆、死ぬ運命にあるのだから、
それまで、自分のこの世でなすべき自分にしかできないことをしっかりやって
残された時間を大切に楽しく生きること!」
肝に銘じていきます。自分の役割をできることを頑張っていきたいと思っています。
今日、改めて再認識いたしました