平成30年度旭川荘療育アカデミー 障害児者療育総合課程 講義8.25(土曜日)

発達障害がある人が抱く
困り感への理解と支援

旭川荘厚生専門学院 
児童福祉学科
 専任教員 
中西 仁志 先生




*講義の感想*
発達障害の中には感覚過敏であることも多いということが分かり、
今まで疑問に思っていたことが解決できました。
支援よりもまずは理解することが大切だと分かりました。 
理解した上で、適切な支援をしていきたいと思いました。(施設職員)

日頃から<困り感>と表現することも多く、なんとなくではあるが、
わかっていたように思うところはあったが、具体的な話や動画で、
理解に近づけていたのではないかと感じている。2歳児・3歳児で絵カードなど
使用していたことがあり発達障害児にはもちろん、
定型発達児にも有効であった敬意を含む講義の内容からも
これから引き続き使用していきたいと思った。
まだまだ理解していける社会ではなく、そういう社会になっていけるよう
少しのことから始めてみたい。とても有意義な時間となった。(保育士)

自分の所属するクラブでも支援の必要ある子どもがたくさんいるので、
今日の講義の内容は大変役立ち、今後生かしていけるものでした。
大変参考になりました。(放課後児童クラブ)

自閉症の人の感じ方・世界がわかった。
自閉症全体の定義・説明がわかりやすく理解が進んだ。(事務員)


実際にやっているのを見てより分かりやすかった。
子どもの時の支援を大切にしてあげたい。(保育士)


「困り感」についてよく分かりました。
理解しようとする気持ちをもって関わっていきたいです。(保育士)

発達障害のある人の疑似体験をすることで、

感覚的に少しだけ理解することができました。
机上の学びだけではどうしてもその人の立場になって考えることは出来難いが、
今回の講義でより近くに感じることができたと思います。
今後、その方々の困り感を知った上で、
より個別的に支援できるよう
心がけたいと感じました。(看護師)


「感覚過敏」について、動画から学び得るものがありました。
「異文化コミュニケーション」異国の人たちの関わり、文化の違い・価値観の違いを
理解するように、自閉症の人たちの物の見方・考え方を理解することが大切であることが
大変よく分かりました。
支援者教育者は、発達障害の方たちが持つ、障害特性から生じる
“困り感”や“生きにくさ”に対して目を向けることが必要のまとめに
心から肝に銘じてがんばりたいと思います。
(元教諭・元放課後児童C)


全体指示を聞いて集団ではできるが1対1ではできない 生徒に個別の対応をしてきました。

指示の途中では、目を合わせて聞いていたり、何度もうなずくので、
こちらはきっと分かっているものだと思い込んでいて、
実際にやってみると全くできないということがよくあります。
とりあえずその場をやり過ごしているのだということが良く分かりました。
①言葉かけ ②指さし・ジェスチャー③モデリング④手添え
(教諭)




発達障害と就労支援

カレッジ旭川荘・副学院長 

大月 政和 先生




*講義の感想*


発達障害者の就労についてはあまり知らなかったので知ることができてよかったです。
(施設職員)


発達障害のある人が社会の一員として就労するということは、
とても意義のあることだと思いますし、
  とてもサポートが必要であると感じました。
周囲の人々(経営陣だけでなく一緒に働くスタッフに対して)から
理解が得られるよう環境の整備も必要だと思います。
今は幼い子どもたちが大人になって困らない自律できるよう、
ライフサイクルやニーズに応じた支援ができるようになりたいと思いました。
 (看護師)


障害者の就労について、たくさんの資料とともに分かりやすい説明でよく分かりました。
孫が小学校入学時前に発達障害の診断を受けました。
「カレッジ旭川荘」の設立の構想や理念を聞いて大変嬉しく思いました。
豊かな人間性、人生に対する意欲、楽しみを身につけ、
経験を積む「カレッジ旭川荘」の行く末に思いをいたします。
学生を大切にしながら、益々の発展を祈り期待をしています。
(元教諭・元放課後児童クラブ)


高等支援学校に勤務しているので、とても興味深い内容でした。就労後も働き続けるために、
当事者の意識が、一番なのはもちろんですが、
制度や支援機関が、どのように関わっていただけるのか、良く分かりました。
カレッジ旭川荘に卒業生が通っているので楽しく拝見しました。
(教諭)