平成30年度旭川荘療育アカデミー 障害児者療育総合課程 講義9.15(土曜日)


脳の損傷と人間の行動
~高次脳機能障害の特性理解~


川崎医科大学附属病院 
高次脳機能障害相談支援コーディネーター

 八木  真美 先生




*講義の感想*

8年前に倒れた主人は、低酸素脳症から、会話のできない状態になりましたが、声をかけると声の方へ
頭を向けるなど、無意識のうちに家族の方へ顔を向けていたことなど思い出しました。
病院関係者の懸命な治療のかいなく、故人となりましたが、高次脳機能障害という
症状であったことなど、思い出されました。一生懸命、拝聴いたしました。
(元教諭・元放課後児童クラブ)


発達障害の息子との日々

NPO法人岡山県自閉症児を育てる会 

会長 鳥羽 美智代 先生




*講義の感想*


自慢の息子さんへの思いが伝わってきて、途中何度も心が震えました。
本当に楽しそうに自信をもって仕事をされている哲平さんの姿を見ると
自然と笑顔になり、気持ちがあたたかくなりました。
これから就労を目指す人たちの夢です。
何よりも鳥羽さんの決意・覚悟・エネルギーを感じました。
「自閉症という障害はむしろ強みに」できると私も本当にそう思います。



ご子息の哲平さんをお育てになった鳥羽さんの実践をふまえたお話は、
とても参考になりました。人生の中で重要な就労・自立へ向かう・・・
ゴールを見通せる大切さを感じました。
鳥羽さんの熱意ある姿勢や障害をもつ子ども・大人に注ぐ
温かいまなざしに実践力に尊敬いたします。
(元教諭・元放課後児童クラブ)



障害のある人は、私たちに優しさや思いやりの心を呼び覚ましてくれる
支援を受けながらであってもいい「地域でふつうに暮らす」
ふつうに地域で暮らし、働いて、誰かから頼りにされる人になってほしい
夢は持ち続ければ、必ず叶う。
早期発見、早期支援の重要性 その子の一生を左右することだから
(施設職員)


不適応行動の分析法とその実演

旭川荘療育アカデミー・学院長 

   松本 好生




*講義の感想*


不適応行動が起きるメカニズム
本人を取り巻く環境からのストレス  環境への取り組み  生活環境の調整など、かつて講義で
学んだことを、大事な要点を引き出してわかりやすい講義を組み立ててあって理解できました。
質問紙を使ったアセスメントの実演も本当に参考になりました。
(元教諭・元放課後児童クラブ)


発達障害の生徒の不登校はとても重大な課題です。その後の社会生活への参加がとても難しくなります。
しっかりアセスメントをして、タイミングを逃さず、適切に対応していくことが大切だと再確認しました。
アセスメントシートを活用したいと思います。