平成30年度旭川荘療育アカデミー 障害児者療育総合課程 講義9.22(土曜日)

青年期・成人期の活動プログラムの
意味と実際


社会福祉法人 旭川荘 
障害者支援施設 いづみ寮
支援課長


黒住  卓 先生



講義の感想
今日の講義の中で紹介された飯田先生の「行動障害に有効な支援の構造」は、とても
分かりやすく、それに沿っての具体的な支援や対応のアイデアはどれも納得でき、
今後現場で活用していきたいと思いました。現場で作業を行う時に、
①これから何を行うのか②どのくらいの時間行うのか③どうやったら終わるのか
④終わったら次に何をするかをしっかり明示しなければと再確認できました。
黒住先生の利用者の方に対する思いを強く感じました。(教諭)

行動障害は、二次障害であることが多い。安心できる条件・環境を作っていく。
こだわり行動の意味。全てのこだわりを排除しようとすると必ず爆発する。
支援の在り方 大変な時ほど、基本に戻る!!(施設職員)

幼児→児童期→青年期・成人期→壮年期→老人期と人はつながっているので、
青年期・成人期の関わりをお話していただいてたいへん参考になりました。
(事例)の方の変容について、施設のみなさまの熱意ある指導に頭が下がりました。
「悪意のない虐待」

私たちの価値観や考え・ことばを押し付けそれは、彼らの不安、ストレス・怒りを「放置」「無視」しつづけるのと
同じことである  肝に銘じます。
(元教諭・元放課後児童クラブ)


幼児期の個別支援プログラム作りの
意味と実際


旭川荘療育・医療センター 
旭川児童院
支援副部長


松本 裕子 先生

(臨床発達心理士)



講義の感想

幼児期からの計画的なプログラム作りは、とても有効であると思います。(教諭)

幼児期支援は責任重大。誤学習により、不適切な行動を身につける危険性あり。
最初から最後まで、自分でできるように!!ペアレント・トレーニングで実施(教諭)

個人的なプログラムを作るため、考えるためには、日々の記録が大切であることを改めて感じた。
1年目でなかなか個人記録まで手がまわらないことも多いが、少しでも気がついたことをメモするように
意識していきたい。様々な視点から子どもたちを見ることができるように、私自身、色々な方の話をきいたり
子どもについて相談したりしていきたい。貴重な時間をありがとうございました。勉強になりました。(教諭)

環境設定の大切さ 自立の大切さ よくわかりました。
なんでも偏らないようにまんべんなく経験させるなどよくわかりました。
(元教諭・元放課後児童クラブ)

トイレの行き方  水を流して終わりになりがち 省略しないように最後まで伝えるようにして・・・
言わせよう・理解させようにするとお互い大変なので、無理なく伝えていく・・・(保育士)

写真があり、とてもわかりやすかった。(保育士)

個別支援プログラムを立てたことはなく、立てる際の具体的姿勢を考えることができた。(保育士)

写真などで具体的に教えてくださったので、よくわかりました。
話もわかりやすかったです。ありがとうございました。(保育士)